*ミョウバン 3価(か)の金属(きんぞく)の硫酸塩(りゅうさんえん)と1価(か)の硫酸塩(りゅうさんえん)が結晶(けっしょう)水でむすばれた形の化合物の総称(そうしょう)。ふつうミョウバンというと,アルミニウムとカリウムをもつ硫酸(りゅうさん)カリウムアルミニウム(カリウムミョウバン)AlK(SO4)2・12H2Oをさすことが多い。これは,硫酸(りゅうさん)カリウムと硫酸(りゅうさん)アルミニウムをそれぞれ熱湯(ねっとう)にとかしたものをまぜてひやすと,正八面体(せいはちめんたい)の無色(むしょく)の結晶(けっしょう)として析出(せきしゅつ)する。◇200℃で無水(むすい)物となり,これを焼(や)きミョウバンという。コーチ 染料(せんりょう)の媒染剤(ばいせんざい),製紙(せいし)・浄水(じょうすい)などに用いられる。