みよし【三次(広島県の都市)】 広島(ひろしま)県北部,中国山地にある三次盆地(みよしぼんち)の中心都市。中国自動車道が市内を通り,また,山陽と山陰(さんいん)をむすぶ交通の要地(ようち)でもある。輸送機械(ゆそうきかい)・電気・食品などの工業がさかんで,周辺の山間部ではリンゴ・ナシなどの果樹栽培(かじゅさいばい)が行われる。付近(ふきん)には古墳(こふん)群(ぐん)が多く,「風土記(ふどき)の丘(おか)」として整備(せいび)されている。夏の鵜飼(うかい),秋の「霧(きり)の海」の景観(けいかん)は有名で,観光(かんこう)客でにぎわう。◇2004(平成(へいせい)16)年4月1日,甲奴(こうぬ)町・君田(きみた)村・布野(ふの)村・作木(さくぎ)村・吉舎(きさ)町・三良坂(みらさか)町・三和(みわ)町と合併(がっぺい)。人口:5.7万。