*むくはとじゅう【椋鳩十】 (1905〜1987)昭和時代の児童(じどう)文学者。長野(ながの)県に生まれる。本名は久保田彦穂(くぼたひこほ)。学生のころから詩や小説(しょうせつ)を書きはじめ,野生動物の生態(せいたい)や,動物と人間とのふれあいをえがいた児童(じどう)向けの動物小説(しょうせつ)を数多く発表した。代表作に『山の太郎熊(たろうぐま)』『孤島(ことう)の野犬』『大空に生きる』『片耳(かたみみ)の大鹿(おおしか)』などがある。