むこうだくにこ【向田邦子】 (1929〜1981)昭和時代の放送作家・小説(しょうせつ)家・随筆(ずいひつ)家。東京(とうきょう)都に生まれる。テレビドラマ『七人の孫(まご)』が人気をよび,次々とテレビ脚本(きゃくほん)を書き,高視聴率(しちょうりつ)をあげた。その後,小説(しょうせつ)に重心を移(うつ)し,『思い出トランプ』の中の作品で直木賞(なおきしょう)を受賞(じゅしょう)。代表作『父の詫(わ)び状(じょう)』『あ・うん』『隣(となり)の女』。教科書にのる「字のないはがき」をおさめた随筆(ずいひつ)『眠(ねむ)る盃(さかずき)』も有名。