ムササビ リスに似(に)た樹上性(じゅじょうせい)の哺乳類(ほにゅうるい)。前足・後ろ足・尾(お)の基部(きぶ)に飛膜(ひまく)をもち,木から木へ滑空(かっくう)することで有名。低山(ていざん)の森林にすみ,とくに針葉樹(しんようじゅ)の大木のしげった森をこのみ,木のほらに樹皮(じゅひ)で巣(す)をつくる。完全(かんぜん)な夜行性(せい)で,木の芽(め)・花・果実(かじつ)を食べる。ギィー,ギィーという特徴的(とくちょうてき)な声を発する。体長(たいちょう):34〜49cm。分布(ぶんぷ):中国中部・南部,日本。北海道をのぞく日本各地(かくち)には亜種(あしゅ)のホオジロムササビが生息する。(哺乳類(ほにゅうるい) ネズミ目 リス科)