むしぼし【虫干し】 衣類(いるい)や書籍(しょせき)を広げて通気乾燥(かんそう)させたり,防虫剤(ぼうちゅうざい)をおぎなったりすること。長時間保存(ほぞん)中にうける湿気(しっけ)やカビ,虫害(ちゅうがい)などによる損傷(そんしょう)をふせぐことが目的(もくてき)である。書籍(しょせき)の場合は「曝書(ばくしょ)」ともいう。日本では梅雨(つゆ)期があけた土用の時期に行う習慣(しゅうかん)があるので,土用干(ぼ)しともいわれるが,この季節(きせつ)は成虫(せいちゅう)の活動期なので,防虫(ぼうちゅう)のためには適当(てきとう)でない。