むちうちしょう【むち打ち症】 自動車の追突(ついとつ)などで,頭が前後にむちをふったようにはげしく動かされたためにおこる障害(しょうがい)。首(頸椎(けいつい))の関節(かんせつ)が過度(かど)に屈曲(くっきょく)したり,伸展(しんてん)するため,じん帯(たい)がのびたり切れたりする。また,周囲(しゅうい)の血管(けっかん)が切れて内出血したり,頸椎(けいつい)の椎間板(ついかんばん)ヘルニアや,骨折(こっせつ)をおこしたりすることもある。