ムラサキホコリ 体は変形(へんけい)体といって寒天のような粘液状(ねんえきじょう)で,アメーバのような運動をする変形菌(へんけいきん)類(るい)。変形(へんけい)体は多数がかたまって,枯(か)れ木などにつき,胞子(ほうし)のうを密生(みっせい)して,その中に胞子(ほうし)をつくる。胞子(ほうし)は風で飛(と)び,水中で発芽(はつが)し,遊走子となって泳ぐ。遊走子は2個(こ)くっつきあって接合子(せつごうし)となり,これが分裂(ぶんれつ)をくりかえして多数の変形(へんけい)体となる。(変形菌(へんけいきん) 真正変形菌類(へんけいきんるい) ムラサキホコリ目)