むろとたいふう【室戸台風】 1934(昭和9)年9月に日本列島をおそい,本州・四国・九州に大きな風水害(ふうすいがい)をあたえた台風。上陸(じょうりく)した室戸岬(むろとざき)で最低気圧(さいていきあつ)911.9hPa(ヘクトパスカル)を観測(かんそく)した。この台風による被害(ひがい)は,死者2702人,行方不明(ゆくえふめい)334人,家屋(かおく)の全壊流失(ぜんかいりゅうしつ)4万戸,船舶(せんぱく)2万7594隻(せき)である。