めいそうしんけい【迷走神経】 第10番目の脳神経(のうしんけい)。運動神経(しんけい)と感覚神経(かんかくしんけい)をふくみ,大部分が内臓(ないぞう)に分布(ぶんぷ)する最(もっと)も大きな副(ふく)交感神経(しんけい)である。その分布(ぶんぷ)する場所はいん頭・こう頭・気管(きかん)・気管支(きかんし)・肺(はい)・心臓(しんぞう)・食道・胃(い)・腸(ちょう)・肝臓(かんぞう)・ひ臓(ぞう)・すい臓(ぞう)・じん臓(ぞう)その他多くの器官(きかん)にわたり,内臓(ないぞう)のはたらきにとって重要(じゅうよう)な神経(しんけい)。交感神経(しんけい)と対立的(たいりつてき)にはたらく。