インターネットのeメールや携帯電話に一方的に送られてくる広告や勧誘の「迷惑メール」を規制するための法律。特定電子メールの送信の適正化等に関する法律,改正特定商取引法の2つの法律をあわせていうよび方。2002(平成14)年7月施行され,前者の付則によって2〜3年おきに改正されている。受信者の同意を得ていないダイレクトメール送信の規制,受信拒否者への再送信の禁止,送信者の住所・名称・メールアドレスの明記などが定められている。2008(平成20)年の改正では罰金刑の強化,業者への送信委託の規制がもりこまれた。