めのう【〈瑪瑙〉】 微細(びさい)な石英(せきえい)の結晶(けっしょう)の集まりで,色や透明(とうめい)度のちがうしま状(じょう)の模様(もよう)をもつもの。灰(はい)色ないし淡褐色(たんかっしょく)のものが多い。二酸化(にさんか)ケイ素(そ)をふくんだ水が沈殿(ちんでん)してできたもので,火山岩などの空洞(くうどう)をみたして晶洞(しょうどう)をつくっている。中心部に水晶(すいしょう)が見られることがある。美しいものは宝石(ほうせき)にされる。