メビウスのおび【メビウスの帯】 1枚(まい)の帯(おび)の両端(りょうたん)を1回ねじって,輪状(わじょう)につないだもの。この帯(おび)(輪(わ))には,片面(かためん)しかないという。つまり,ある面を外側(がわ)として線をひいていくと,元来両面であった面すべてに線がひかれるので,外側(がわ)と内側(がわ)の区別(くべつ)がつけられない帯(おび)になっている。◇メビウス(1790〜1868年)によって示(しめ)された従来(じゅうらい)にない幾何(きか)学の見解(けんかい)の一例(いちれい)。