メラニン 動物の皮膚(ひふ)その他の組織(そしき)に存在(そんざい)する黒色色素(しきそ)。動物のなかには,細胞(さいぼう)内で凝集(ぎょうしゅう)・拡散(かくさん)を行い体色を変化(へんか)させるものもある。メラニンはアルカリにはとけるが,水にはとけない。チロシンがいろいろ変化(へんか)して,メラニンになるとされている。生体内では,過度(かど)な光の吸収(きゅうしゅう)に利用(りよう)されている。