メンデルスゾーン(フェリックス=) (1809〜1847)ドイツの作曲家・指揮(しき)者。9歳(さい)のときにピアノ奏者(そうしゃ)としてデビュー。17歳(さい)でシェークスピアの『真夏の夜の夢(ゆめ)』の序曲(じょきょく)を書いた。創作(そうさく)活動をつづけながら,指揮(しき)もし,各地(かくち)に演奏(えんそう)旅行を行った。1843年にライプツィヒ音楽院を創設(そうせつ),後進の指導(しどう)にもつくした。かれの作品はすなおな感情表現(かんじょうひょうげん)や幸福感にみちたのびやかな明るさがある。代表作は『バイオリン協奏(きょうそう)曲ホ短調』,序曲(じょきょく)『フィンガルの洞(どう)くつ』,交響(こうきょう)曲『スコットランド』,ピアノ曲『無言歌集(むごんかしゅう)』など。