もくめ【木目】 木材(もくざい)の断面(だんめん)に見られる模様(もよう)。秋材(しゅうざい)は春材(しゅんざい)より組織(そしき)がち密(みつ)で,秋材(しゅうざい)と春材(しゅんざい)が交互(こうご)に形成(けいせい)されるため,木目は,すじになって見える。木目は,幹(みき)の横断(おうだん)面では同心円の年輪(ねんりん)になり,縦断(じゅうだん)面では縦(たて)の線になる。幹(みき)の中心を通る縦断(じゅうだん)面(まさ目)では平行な線になり,中心をはずれる断面(だんめん)(板目)では,一部で線がV字状(じょう)などの不規則(ふきそく)な形になる。