アフリカ南東部,インド洋のモザンビーク海峡に面する国。政体は共和政で,元首は大統領。首都マプート。西部は高原で,東部の海岸には平野が細長くつらなる。主産業は農牧業で,サトウキビ・トウモロコシ・綿花などを産し,牧牛もさかん。1498年にバスコ=ダ=ガマが来航して以来,ポルトガルが勢力を拡大し,植民地化を進めた。1975年独立を達成。面積:80.2万km2,人口:2339万。
〔国名の由来〕
アラブ商人の
交易でにぎわった港を「モザンブコ」とよんでいたことから。
〔国旗の由来〕
緑は農業,黒はアフリカ,黄は
鉱物資源,白線は平和と
正義,赤は
植民地
主義に対する
闘争を,星は社会
主義諸国との
連帯を表す。
コーチ
かんばつや反
政府ゲリラとの
内戦で
経済と
治安が悪化したが,
最近は
停戦協定に
調印した。しかし,その後も
政情は
不安定である。