モッコク【〈木斛〉】 暖地(だんち)の山地に生え,庭木にもされる常緑(じょうりょく)高木。葉は枝(えだ)先に集まって互生(ごせい)。葉のつけねから柄(え)のある白い花を下向きに平開(へいかい)する。液果(えきか)は球状(きゅうじょう)か広だ円形で,11月ごろに赤熟(せきじゅく)し,やや不規則(ふきそく)に裂開(れっかい)して,中から濃赤(のうせき)色の種子(しゅし)を出す。高さ:3〜15m。花期:7月。分布(ぶんぷ):本州(関東(かんとう)地方南部以西(いせい))・伊豆(いず)七島・四国・九州・沖縄(おきなわ)・台湾(たいわん)・中国・済州(チェジュ)島・東南アジア。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) サカキ科(か))