モニタリングポスト モニター(監視(かんし))するポスト(柱,標識(ひょうしき))の意味で,気象(きしょう)や地震(じしん),入退所者(にゅうたいしょしゃ)のチェックなどの自動監視装置(かんしそうち)などを広くさす言葉だが,2011(平成(へいせい)23)年3月の福島(ふくしま)第一原子力発電所の事故以降(じこいこう)は,とくに大気中の放射線量(ほうしゃせんりょう)を監視(かんし)・測定(そくてい)する装置(そうち)のことをいうようになっている。環境放射線観測局(かんきょうほうしゃせんかんそくきょく)ともいう。文部科学省(しょう)が全国都道府県(とどうふけん)の各所(かくしょ)に設置(せっち)しているほか,各地(かくち)の原子力発電所,原子力関連(かんれん)の施設(しせつ)や研究所の周辺(しゅうへん),また,横須賀(よこすか)など原子力船舶(せんぱく)の入港地などにも設置(せっち)されている。