地殻とマントルの境界面。モホ面ともいう。1909年,旧ユーゴスラビアのモホロビチッチは,地震波のつたわる速度が地表から30kmないし50kmの深さの所で秒速6〜7kmから秒速約8kmにまで不連続的に増大することを見いだした。この不連続のおこる面がモホ面である。なぜ速度の不連続がおこるかについては諸説があるが,地殻底部が玄武岩質岩石からなり,マントルがかんらん岩を主とする岩石からなるためというのが最も一般的な考えである。
コーチ
モホ面の深さは,海洋
地域では
海底下
約7kmぐらいである。