(1937〜 )昭和・平成時代の政治家,第85・86代内閣総理大臣。石川県生まれ。大学卒業後,新聞記者,議員秘書をへて,1969(昭和44)年,衆議院議員に初当選,自由民主党入り。文部大臣,建設大臣,通産大臣などを歴任。2000(平成12)年4月,病気にたおれた小渕恵三にかわり自民党総裁,内閣総理大臣に就任。たびかさなる失言などにより,史上最低の支持率を記録,2001年4月,退陣に追いこまれた。その後は小泉純一郎首相の後ろだてとして活動し,2012年,議員引退。13年以降も首相特使としてのロシア訪問やアフリカ開発会議の政府代表など政治的な活動を続けている。