もんこかいほうせいさく【門戸開放政策】 1899年と1900年に,アメリカ合衆国(がっしゅうこく)が列強に同意をもとめた中国に関(かん)する基本政策(きほんせいさく)。(1)中国での通商の機会(きかい)をすべての国が平等に得(え)ること,(2)中国の領土(りょうど)をうばわない,を内容(ないよう)とした。コーチ 進出に出おくれたアメリカ合衆国(がっしゅうこく)が列強の競争(きょうそう)にくわわろうとしたものだが,のち二十一か条(じょう)の要求(ようきゅう)など,日本の中国侵略(しんりゃく)反対の根拠(こんきょ)ともなる。