もんむてんのう【文武天皇】 (683〜707)飛鳥(あすか)時代の天皇(てんのう)(在位(ざいい)697〜707)。父は天武天皇(てんむてんのう)の子草壁皇子(くさかべのおうじ)。聖武天皇(しょうむてんのう)の父。祖母(そぼ)にあたる持統天皇(じとうてんのう)に位(くらい)をゆずられ,15歳(さい)で即位(そくい)。藤原不比等(ふじわらのふひと)らに大宝律令(たいほうりつりょう)の編纂(へんさん)を命じるなど,律令体制(りつりょうたいせい)(律令(りつりょう)という法令(ほうれい)によって運営(うんえい)される国家体制(たいせい))の充実(じゅうじつ)につとめた。◇父の草壁皇子(くさかべのおうじ)と同じく病弱で25歳(さい)で病死した。