やくようしょくぶつ【薬用植物】 薬用に用いる植物。草本の場合は薬草ともいう。利用(りよう)する部分は,葉・果実(かじつ)・種子(しゅし)・花・皮・根など,または全体である。有効成分(ゆうこうせいぶん)はアルカロイド・配糖(はいとう)体・苦味成分(くみせいぶん)・精油(せいゆ)・タンニンなど。保存(ほぞん)・運搬(うんぱん)・調剤(ちょうざい)などに便利(べんり)なためにかわかしたものを生薬(しょうやく)という。薬用植物の多くは有毒(ゆうどく)植物でもある。