やけだけ【焼岳】 長野(ながの)・岐阜県境(ぎふけんきょう),飛騨山脈(ひださんみゃく)(北アルプス)南部にある火山。山頂(さんちょう)火口のほか,数個(こ)の爆裂(ばくれつ)火口があり,活発な硫気孔(りゅうきこう)をもつ。1915(大正4)年の噴火(ふんか)で泥流(でいりゅう)が東ろくを流れる梓(あずさ)川をせきとめ,大正(たいしょう)池をつくった。中部山岳(さんがく)国立公園にふくまれ,上高地(かみこうち)からながめる山容(さんよう)は美しい。高さ:2455m。