やず【八頭(町)】 鳥取(とっとり)県東部,鳥取(とっとり)市南東隣(どなり)の町。千代(せんだい)川支流(しりゅう)の八東(はっとう)川中下流域(いき)をしめ,北東端(たん)の扇ノ山(おうぎのせん)は氷ノ山後山那岐山(ひょうのせんうしろやまなぎさん)国定公園(こくていこうえん)に属(ぞく)する。果樹栽培(かじゅさいばい)がさかんで,二十世紀(にじっせいき)ナシ・御所柿(ごしょがき)が特産(とくさん)。JR因美(いんび)線が通じ,八東(はっとう)川沿(ぞ)いに若桜(わかさ)鉄道が走る。いなばの白ウサギ伝説(でんせつ)が残(のこ)る白兎(はくと)神社がある。◇2005(平成(へいせい)17)年3月,郡家(こおげ)・船岡(ふなおか)・八東(はっとう)の3町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.8万(2013年)。