ヤブコウジ 山地の樹陰(じゅいん)に生えるが,ときに植えられてもいる常緑小低木(じょうりょくしょうていぼく)。地下茎(けい)をのばして繁殖(はんしょく)する。葉は互生(ごせい)であるが上部では3〜4枚(まい)輪生(りんせい)状(じょう)につく。葉のつけねから散形花序(さんけいかじょ)を出し,2〜5個(こ)の白色または淡紅(たんこう)色の花を下向きに開く。果実(かじつ)は球形で10月ごろ赤熟(せきじゅく)してたれ下がる。高さ:10〜20cm。花期:7〜8月。分布(ぶんぷ):北海道(奥尻(おくしり)島)・本州・伊豆(いず)七島・四国・九州・済州(チェジュ)島・台湾(たいわん)・中国。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) サクラソウ科(か))