やぶさめ【〈流鏑馬〉】 馬を走らせながら,数枚(まい)の的(まと)を射(い)る弓技(きゅうぎ)。鎌倉(かまくら)時代に,笠懸(かさがけ)・犬追物(いぬおうもの)とともに騎射三物(きしゃみつもの)といわれ,武芸修練(ぶげいしゅうれん)のために,武士(ぶし)の間でさかんに行われた。◇現在(げんざい)でも,鎌倉(かまくら)の鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の境内(けいだい)などで行われている。