ヤマキチョウ 年1回の発生で,7月中旬(がつちゅうじゅん)から羽化を始め,8月(がつ)に多く見られるチョウ。成虫(せいちゅう)で越冬(えっとう)し,翌年(よくねん)の春にふたたび活動して産卵(さんらん)する。山地の林縁(りんえん)や草原にすみ,アザミやマツムシソウ・ユリなどの花に集まって吸蜜(きゅうみつ)する。雄(おす)は湿地(しっち)に群(む)れ,よく吸水(きゅうすい)する。幼虫(ようちゅう)の食樹(しょくじゅ)はクロウメモドキ科のクロツバラ。開張(かいちょう):60mm。見(み)られる時期(じき):7月(がつ)〜秋(あき)。分布(ぶんぷ):本州(ほんしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) シロチョウ科(か))