ヤマトシジミ 4〜11月(がつ)の間に,年4〜5回発生をくりかえし,平地にふつうに見られるチョウ。おすは全体が青紫(せいし)色に対して,めす(夏型(なつがた))では褐色(かっしょく)。めすの春型(はるがた)と秋型(あきがた)では,前羽の先が青くなるだけで,おすのように全体が青くなることはない。地表すれすれに飛(と)び,カタバミやタンポポなどの草花で吸蜜(きゅうみつ)する。卵(たまご)は平たいまんじゅう形で,食草カタバミの葉の裏(うら)に1個(こ)ずつうみつけられる。幼虫(ようちゅう)で越冬(えっとう)する。開張(かいちょう):20〜29mm。見(み)られる時期(じき):4〜11月(がつ)。分布(ぶんぷ):本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)・南西諸島(なんせいしょとう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) シジミチョウ科(か))