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やまなかしんや【山中伸弥】

(1962〜 )医学者,iPS細胞(さいぼうの開発者。大阪府(おおさかふ生まれ。神戸(こうべ大学医学部を卒業(そつぎょう後,整形外科の臨床(りんしょう医を目ざすが手先の不器用(ぶきようさで断念(だんねん,研究者の道に入る。1989(平成(へいせい元)年,大阪(おおさか市立大学大学院に進み,雑誌公募(ざっしこうぼによりアメリカ・グラッドストーン研究所に留学(りゅうがく,そこでES細胞(さいぼう胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう)の研究に出会う。帰国後,大阪(おおさか市立大学薬理学教室助手となるが99年,公募(こうぼ奈良先端(ならせんたん科学技術(ぎじゅつ大学院大学に採用(さいようされ,万能細胞(ばんのうさいぼうの研究に着手する。2004(平成(へいせい16)年,京都(きょうと大学再生(さいせい医科学研究所に(うつる。2006年,マウスの皮膚細胞(ひふさいぼうに4つの因子(いんし導入(どうにゅうすることで分化多能性(たのうせいをもつ細胞(さいぼうをつくりだすことに成功(せいこう,iPS細胞(さいぼう(人工多能性幹細胞(たのうせいかんさいぼう)と命名した。2007年11月,人間の皮膚細胞(ひふさいぼうをつかったヒトiPS細胞(さいぼうの開発に成功(せいこう。2008年に京都(きょうと大学iPS細胞(さいぼう研究センター長,10年に京都(きょうと大学iPS細胞(さいぼう研究所長に就任(しゅうにん。2012年10月,「成熟細胞(せいじゅくさいぼう初期(しょき化され多能性(たのうせいをもつことの発見」に対してノーベル医学・生理学(しょう(おくられた。

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