*やまなもちとよ【山名持豊】 (1404〜1473)室町(むろまち)時代中期の武将(ぶしょう)。出家後は宗全(そうぜん)と号した。中国地方の有力な守護(しゅご)大名として勢力(せいりょく)をはり,8代将軍(しょうぐん)足利義政(あしかがよしまさ)の跡(あと)つぎ問題がおこると義尚(よしひさ)(義政(よしまさ)の子)を立て,義視(よしみ)(義政(よしまさ)の弟)を立てる細川勝元(ほそかわかつもと)と対抗(たいこう)した。応仁(おうにん)の乱(らん)がおこると西軍(ぐん)の総大将(そうだいしょう)としてたたかったが,乱(らん)の半ばで病死した。