やまのて【山手】 東京(とうきょう)都区部の西半部をいう。武蔵野(むさしの)の台地の東端(とうたん)部にあたり,荒(あら)川の沖積低地(ちゅうせきていち)からなる「下町」とは高さ20mほどのがけによって区分されたが,現在(げんざい)は市街地(しがいち)化によって境界(きょうかい)はわかりにくくなっている。数多くの谷が入りこみ,坂が多いのが特徴(とくちょう)である。住宅(じゅうたく)・文教地区として発達(はったつ)し,渋谷(しぶや)・新宿(しんじゅく)・池袋(いけぶくろ)は副(ふく)都心としてさらに発展(はってん)している。