*やまべのあかひと【山部赤人】 (7〜8世紀(せいき)ごろ)奈良(なら)時代の歌人。『万葉集(まんようしゅう)』を代表する歌人の1人。自然(しぜん)の美しさをよんだ叙景(じょけい)歌にすぐれ,とくに短歌に秀作(しゅうさく)が多い。『万葉集(まんようしゅう)』に約(やく)50首がおさめられている。◇「田児(たご)の浦(うら)ゆうち出(い)でてみれば真白にぞ不尽(ふじ)の高嶺(たかね)に雪は降(ふ)りける」