やまもとかんすけ【山本勘助】 (1493?〜1561?)戦国(せんごく)時代に武田信玄(たけだしんげん)に仕えたとされる武将(ぶしょう)。武田(たけだ)の五名臣(ごめいしん)の一人に数えられ,伝説的(でんせつてき)な軍師(ぐんし)として浄瑠璃(じょうるり)や歌舞伎(かぶき),講談(こうだん)などに語り継(つ)がれてきた。信玄(しんげん)のもとで数々の武勲(ぶくん)を立てたが,1561年の川中島(かわなかじま)の戦(たたか)いでは作戦(さくせん)が失敗(しっぱい)し,勘助(かんすけ)は69歳(さい)で討(う)ち死にしたとされている。実在(じつざい)したかどうかも含(ふく)めて,くわしいことはわかっていない。