ヤマモモ【〈山桃・楊梅〉】 暖地(だんち)の海岸近くに生え,また,植えられる常緑(じょうりょく)高木。葉は互生(ごせい)。雌雄異株(しゆういしゅ)。前年の葉のわきに尾状花序(びじょうかじょ)をだして開花する。果実(かじつ)は球形で多汁質(たじゅうしつ),表面に突起(とっき)が密(みつ)にあり,6〜7月に暗赤色に熟(じゅく)し,食用となる。高さ:20m内外。花期:3〜4月。分布(ぶんぷ):本州(千葉(ちば)・福井(ふくい)県以西(いせい))・伊豆(いず)七島・四国・九州・沖縄(おきなわ)・済州(チェジュ)島。(被子植物(ひししょくぶつ) ブナ目(もく) ヤマモモ科(か))