やりがたけ【槍ヶ岳】 長野(ながの)・岐阜県境(ぎふけんきょう)にある飛騨山脈(ひださんみゃく)(北アルプス)の主峰(しゅほう)。南の穂高岳(ほたかだけ)とともに中部山岳(さんがく)国立公園の核心(かくしん)部をなし,登山者が多い。山頂(さんちょう)(大槍(おおやり))は槍(やり)の穂先(ほさき)のようにそそり立ち,北側(がわ)に小槍(こやり)がある。山頂(さんちょう)より四方へ鎌尾根(かまおね)とよばれる山稜(さんりょう)がのび,登山コースが通っている。高さ:3180m。 コーチ 氷食地形が見られ,梓(あずさ)川上流の槍沢(やりさわ)カールが有名。