*ヤルタかいだん【ヤルタ会談】 第二次世界大戦末期(たいせんまっき)の1945年2月,ヤルタ(ウクライナ,クリム半島の港湾(こうわん)都市)で行われた,アメリカ大統領(だいとうりょう)ルーズベルト・イギリス首相チャーチル・ソ連(れん)首相スターリンの3首脳(しゅのう)会談。ドイツの分割管理(ぶんかつかんり)や,国際連合(こくさいれんごう)の設立(せつりつ)などが話し合われ,ヤルタ協定(きょうてい)がむすばれた。また秘密協定(ひみつきょうてい)として,ソ連(れん)の対日参戦(さんせん)と千島(ちしま)列島領有(りょうゆう)などがきめられた。