ゆうけいぶんかざい【有形文化財】 建造(けんぞう)物・絵画・彫刻(ちょうこく)・工芸(こうげい)品・書跡(しょせき)・古文書などの有形の文化財(ぶんかざい)で,歴史(れきし)上または芸術(げいじゅつ)上の価値(かち)の高いものと,考古資料(こうこしりょう)との総称(そうしょう)。とくに重要(じゅうよう)なものは重要(じゅうよう)有形文化財(ぶんかざい)として,さらにそのなかでも価値(かち)が高く,国民(こくみん)の宝(たから)とされるようなものは国宝(こくほう)にそれぞれ指定される。文化財保護(ぶんかざいほご)法の改正(かいせい)(平成(へいせい)8年)により,特(とく)に保存(ほぞん)と活用が必要(ひつよう)な建造(けんぞう)物について,登録(とうろく)有形文化財(ぶんかざい)とする制度(せいど)が導入(どうにゅう)された。 対義語 無形文化財(むけいぶんかざい)