日本郵政公社の郵便貯金事業をひきついだ,預金,為替・振替,投資信託販売などの業務を行う銀行(当面,貸付業務は行わない)。2007年現在,総資産226兆円の世界最大の銀行である。2007(平成19)年10月,郵政民営化により発足。直営店以外では貯金取り扱いの窓口業務は郵便局に委託されている。当初は持株会社日本郵政の100%子会社であり,2010年に株式を上場し,5年以内にすべての株式を売却する予定だったが,2009年12月に郵政株売却凍結法が成立し,民営化の見直しが行われるまで株式の上場・売却は凍結されることになった。