ゆうりゃくてんのう【雄略天皇】 (生没年不詳(せいぼつねんふしょう))5世紀(せいき)後半の天皇(てんのう)。『日本書紀(にほんしょき)』によれば第21代(在位(ざいい)456〜479)。允恭天皇(いんぎょうてんのう)の皇子(おうじ)で,名は大泊瀬幼武(おおはつせわかたけ)。『宋書(そうじょ)』倭国伝(わこくでん)に見える倭(わ)の五王のうちの武(ぶ)に比定(ひてい)される。稲荷山古墳(いなりやまこふん)出土鉄剣(てっけん)の銘文(めいぶん)にある「ワカタケル大王」はこの天皇(てんのう)とされる。