ゆけつ【輸血】 手術(しゅじゅつ)やけがなどで血液(けつえき)が大量(たいりょう)にうしなわれた場合に,健康(けんこう)人の血液(けつえき)を血管(けっかん)内に注入すること。輸血(ゆけつ)には,受血者と供血(きょうけつ)者の血液型(けつえきがた)の一致(いっち)がたいせつである。血液型(けつえきがた)にはRH式血液型(けつえきがた)(+,-),MN式(M,N,MN)血液型(けつえきがた)などがある。これらの異(こと)なった血液型(けつえきがた)を輸血(ゆけつ)すると血球が凝集(ぎょうしゅう)し,ショックを起こすなど生命に危険(きけん)をおよぼす。このため輸血(ゆけつ)は同じ血液型(けつえきがた)どうしで行わなくてはならない。