ようがんりゅう【溶岩流】 火口から噴出(ふんしゅつ)したとけた状態(じょうたい)の溶岩(ようがん)が流れくだるもの。または,それがひえかたまった岩体。溶岩(ようがん)流は,粘性(ねんせい)(ねばりけ)が小さく,流動性(せい)にとむ溶岩(ようがん)を出す噴火(ふんか)ほど生じやすいため,玄武岩(げんぶがん)質溶岩(しつようがん)を出す噴火(ふんか)でよく見られる。典型的(てんけいてき)な例(れい)として,ハワイのマウナロアやキラウエア,伊豆大島(いずおおしま)などに見られる。