ようすこうきだん【揚子江気団】 中国の長江(ちょうこう)(揚子江(ようすこう))流域(りゅういき)に発生する気団(きだん)。春や秋に大陸(たいりく)から東進する移動性高気圧(いどうせいこうきあつ)にともなって日本上空に達(たっ)する。比較的(ひかくてき)高温で乾燥(かんそう)しているため,これにおおわれた日の日中はあたたかい晴天となることが多いが,夜間は放射冷却(ほうしゃれいきゃく)によって地表の温度が下がり,早朝には霜(しも)がおりることもある。