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*ようぶん【養分】

生物が成長(せいちょうしたり生活を維持(いじするために必要(ひつようとし,外界からとりいれる物質(ぶっしつ。しばしば栄養(えいよう分・栄養素(えいようそなどと同じ意味でつかわれるが,学問的(がくもんてきな用語ではなく,はっきりしたきまり(定義(ていぎ)はない。植物は水にとけた無機(むき物を養分(ようぶんとして吸収(きゅうしゅうしている。作物の場合は,とくに不足(ふそくになりやすい窒素(ちっそ・リン・カリウムは肥料(ひりょうとしてあたえられる。ほかにカルシウム・マグネシウム・硫黄(いおう・鉄その他のものも必要(ひつようである。植物が光合成(こうごうせいでつくりだすデンプンなどの有機(ゆうき化合物を,養分(ようぶんということもある。動物は必要(ひつよう物質(ぶっしつを食物としてとり入れるが,その個々(ここのものを栄養素(えいようそという。炭水化物・タンパク(しつ脂肪(しぼうはとくに重要(じゅうようで,3大栄養素(えいようそという。ほかにビタミンやミネラルも必要(ひつようである。

コーチ

酸素(さんそ二酸化炭素(にさんかたんそなどの気体と水は,養分(ようぶんとはいわない。

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