ようりょく【揚力】 飛行機(ひこうき)の翼(つばさ)に前方から気流があたると,翼(つばさ)の面に対してななめ後方に向かう風圧(ふうあつ)が作用する。風圧(ふうあつ)を鉛直(えんちょく)と水平の両方向の分力に分けると,鉛直(えんちょく)分力は重力と反対に上向きで,これが飛行機(ひこうき)の重力をささえる力となる。この力を揚力(ようりょく)という。◇水平分力は進行に抵抗(ていこう)する力となり,飛行機(ひこうき)の抗力(こうりょく)という。