よしだみつよし【吉田光由】 (1598〜1672)江戸(えど)時代の和算(わさん)家。はじめは毛利重能(もうりしげよし),ついで角倉素庵(すみのくらそあん)らに師事(しじ)して中国の『算法統宗(さんぽうとうそう)』を学び,それを手本として日本固有(こゆう)の数学遊戯(ゆうぎ)をもふくむ数学の入門書『塵劫記(じんこうき)』をあらわした。