インドシナ半島北東部の内陸国。政体は共和制で,元首は大統領。首都ビエンチャン。国土のほとんどが山地で,山間に高原が点在する。気候は熱帯モンスーン型。米が主要農産物であるが,水田はメコン川とその支流ぞいの低地にかぎられる。社会主義国であるが,近年は経済開放政策をとり,経済活性化に努力している。14世紀にラオ族がたてたランサン王国が国の起源。その後タイ・フランスの支配をへて,1949年部分独立,1953年完全独立。内戦の結果,1975年に王政を廃止して人民民主共和国となった。面積:23.7万km2,人口:620万。
【国名の由来】
【国旗の由来】
白は平和と仏教を表し,青はメコン川と国土,赤は社会主義革命とそのための血を表している。また,白い円は月をイメージしている。