らくご【落語】 寄席演芸(よせえんげい)の1つ。こっけいな話で聴衆(ちょうしゅう)をわらわせ,最後(さいご)をしゃれた結末(けつまつ)である落(お)ち(下(さ)げ)でむすぶ日本独特(どくとく)の話芸(わげい)。古くは軽口(かるくち)ばなし・落としばなしともいい,中国や日本の笑(わら)い話本(ばなしぼん)や民話(みんわ)などからとった短い話がおもしろおかしく語られた。◇落語(「落としばなし」と読んだ)の字を用いたのは江戸(えど)時代の天明(てんめい)期(1781〜1789年)以降(いこう),興行(こうぎょう)化は1798年が最初(さいしょ)。