ラサ チベット自治(じち)区中南部にある高原都市。同自治(じち)区の区都。ヤルンツァンポ(ブラマプトラ)川の支流(しりゅう)ラサ川の沿岸(えんがん)にあり,標高(ひょうこう)3650m。壮麗(そうれい)な建築(けんちく)で世界的(てき)に有名なポタラ宮があり,17世紀(せいき)の5代ダライ=ラマ(ラマ教=チベット仏教の活仏(かつぶつ))以降(いこう),歴代(れきだい)のダライ=ラマが居住(きょじゅう)して権力(けんりょく)をふるったが,1959年中国軍(ぐん)に占領(せんりょう)された。人口:17万。